会長挨拶

この度、「第36回 日本口蓋裂学会総会・学術集会」会長として、平成24年5月24日(木)、25日(金)の2日間、国立京都国際会館におきまして、この学会を主催させていただくこととなりました。京都大学形成外科学教室におきましては第3回学術集会以来,33年ぶりの主催となり大変光栄に存じます。会員諸先生方および関係各位に謹んで御礼申し上げます。

本学会は、1970年に第1回口蓋裂研究会発足後、1977年より日本口蓋裂学会として、研究者、専門家による研究成果の発表ならびに臨床現場における最先端の技術・治療の成果報告により、当該分野における研究の進展、治療技術の向上に寄与してきたものと確信しております。

今回、学術集会のテーマとして「技の伝承と未来へのネットワーク」を掲げさせて頂き、特別講演、教育講演、シンポジウム、をはじめ、一般演題、ポスター演題、さらに口蓋裂チーム医療を充実させるべくパネル展示による口蓋裂治療の現場報告、と多数のセッションを企画しており、参加者が直接意見交換・情報交換できる貴重な場を提供し、実りある学会に致したいと考えております。

5月末の京都,とりわけ学会場である国立国際会館のある洛北の地は新緑の色が増し初夏の風もさわやかな頃です。ぜひ皆様方にご参加,ご発表いただきますよう心からお願い申し上げます。

第36回 日本口蓋裂学会総会・学術集会 会長
鈴木 茂彦

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