ご挨拶

第48回日本小児腎臓病学会学術集会の開催にあたって

第48回日本小児腎臓病学会学術集会の開催にあたり、ご挨拶を申し上げます。本学術集会の長い歴史の中で、初めて四国、徳島で開催させて頂くことを教室員一同、大変光栄に存じております。現在、皆様にとり有意義な学会となりますように、全力で準備しているところでございます。

従来から、多くの先達が本学会をフィールドとして行った研究成果は世界的に高く評価され、腎臓病の子ども達の診断や治療に無くてはならない " 英知 "となっております。さらに現在も、未来の小児腎疾患医療にとって有望な成果が生み出されつつあります。そこで、本学術集会では、「小児腎疾患を治癒に導く英知の力 」(The healing power of knowledge)をテーマに掲げました。ぜひ、本学会で、皆様の英知を結集して頂き、小児腎疾患の治癒に向けて飛躍する学会パワーを作り出して頂きたいと存じます。

さて、開催地、徳島市は、吉野川と紀伊水道に面し、深い緑の山々を背に発展した自然豊かな街で、山海の幸にも恵まれ美味しいものが沢山あります。また、阿波藍染め、阿波浄瑠璃、阿波踊りなど、古くからの伝統が長く息づいているところでもあります。是非とも、多くの皆様に阿波、徳島へお越し頂きますようにお願い申し上げます。

徳島大学大学院小児医学分野教授
香美 祥二

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